工芸 たけだ いろいろな籠展
あけび、竹、山ぶどう・・・・・手提げ、パン籠、掛花入れ・・・・籠ざるなど300点、
バンブーバスケット類100点を集めた籠展を開催します。
手作りのあじわいをお楽しみください。




3代に渡って使える“山ぶどう籠”

山ぶどう籠は、お婆さま、お母さま、お嬢さまと3代に渡って使えるほど丈夫で、
また代々使い込めば使い込むだけ風合いの出てくるものだそうです。

都留市田原にある「工芸たけだ」にお伺いして“使い込んだ山ぶどうの籠”と“新しい山ぶどうの籠”を拝見しました。
使い込んだ籠は、光沢や風合いの美しさがあり、新しい籠にはそれがありません。
使っていると風合いが出て、触っていると光沢が出ると言います。
使う人の気持ちが、こうやって正直に現れる物は、なかなかありませんね。

山ぶどう製品はツルを3枚に裂いた3枚目の皮を使って作られています。
梅雨明け一週間以内に収穫しなければ、ツルが三枚に裂けなくなってしまいます。そればかりか今や多くの山ぶどうファンの方々に取られてしまうため、品質の良いツルはなかなか手に入るものではなくなって来ています。そのため、山ぶどう製品はとても貴重なものと言えます。
それでも高価な山ぶどうの籠を求める方は、年々多くなってきています。

今回「工芸たけだ」では、秋田・山形の網手さん方が、山に入り、貴重なツルを持ち帰って3枚目の皮で一目一目・・・心を込めて作った作品を多数展示するそうです。定番形のものから斬新なものまで、他では手に入らない安価で提供いたします。 ぜひ、この機会をお見逃しなく!


あけび と 竹

どの製品にも言える事ですが・・・
あけび製品は特に、作家さんによってその味わいに違いが出来ます。「工芸たけだ」では、今回あけび製品を秋田から取り寄せました。

その中でもよりすぐり、中川原さん と 出藤さんお二人の作家さんの作られた作品を展示販売いたします。
中川原さんは、昔からの技法でしっかりした作品を作られます。
出藤さんはモダンで斬新な作品を得意とされています。
双方とも、とても味のあるすばらしい作品ですので、一度手にとってご覧ください。竹製品は産地によって、粘りや強さがまったく違います。

今回は、青森・岩手・九州の大分・長野の戸隠から吟味して取り寄せました。
その特徴は、それぞれお好みですので、持ち味や特徴などお気兼ねなくお尋ねください。



工芸 たけだ では、今後も 年3回 イベントを開催する予定です。
会期 平成15年4月24日(木)〜4月28日(月)
午前10時〜午後7時 / 会期中は日曜日も営業いたします。
会場 工芸 たけだ 
〒402-0054 都留市田原3-11-28
電話:0554-43-7484
ホームページ:http://www.navi-city.com/takeda/


取材/ナビィサービスネットワーク J
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