ペーハー10.3は日本で10本の指に入る。山梨に温泉数有れどこの山奥の湯を好んで訪れる人が多いのです。

やまと天目山温泉には、何度も足を運んだことがある大好きな温泉です。どこの温泉に行っても、小耳に挟む話は「やまとはいいよぉ〜。やまとの湯ほど良いお湯はないねぇ〜」。ナビィスタッフも超オススメのほんとに良い温泉なんです。湯に浸かるとつるつるぬるぬる・・・。でもつるつるぬるぬるに感じるほど体のコンディションが良くないのです。な〜ぜ?
それは、このレポート読むと分かりますよ!




ナビィシティー「近所の湯」14弾
『やまと天目山温泉』は、平成6年オープンした当初は『大和村』直営の温泉でしたが、その後財団になりました。昨年(2005年)11月、大和村は、塩山市・勝沼市と合併して『甲州市大和町』となり、大菩薩の湯・天空の湯とともに、『甲州市』の三大良泉となりました。時とともに状況が変化するなか、湯質は最高級のまま多くのファンが通っています。

山道を登りトンネルを越えると『やまと天目山温泉』に着きます。朝9時・・・オープンまでにまだ1時間あります。早速、まだ電源の入っていない自動ドアを、うんこらしょっと開いて中に入ると、年配の男性お二人と女性が事務所にいました。『ナビィです』とご挨拶すると、とってもにこやかな方々・・・。「お待ちしてました!」と、男性の1人がやさしい笑顔で迎えてくれました。さっそくその男性、三枝さんに撮影とお話を伺うことにしました。

Qナビィスタッフ : 早速ですが、こちらのオープンはいつごろだったでしょうか・・・
A三枝さん : 平成6年です。
Qナビィスタッフ : 今ではあちこちに温泉がありますが、その当時はまだ直営の温泉は少なかったですよね。大和村では、どうしてここに温泉を掘ろうと考えたんでしょう?
A三枝さん : 『ふるさと創生一億円事業』というのがありましたよね。その時この1億円をどうするか、村に有意義な使い道を考えた結果、温泉を掘ろうということになりまして、昔からこのあたりは良い温泉が出るという話は聞いていたんですが、実際、専門家に調査してもらったらココが一番良いということになりまして、結局1300m掘ったらこの良いお湯が出たんですよ。
Qナビィスタッフ : そうなんですか!それで『やまと天目山温泉』が誕生したんですね。
A三枝さん : そういったわけで、村の人たちのために造った施設なものですから、観光用とは違って小さいんですよ。
Qナビィスタッフ : そういえば・・・確かに。もっと大きくするともっと人が来易くなるでしょうね。
A三枝さん : 財団になりましたが、やはり観光用ではないので大きくできないんですよ。
Qナビィスタッフ : でも、実際は県外車も多く停まっていますよね・・・。
A三枝さん : はい、地元の人は全体の3割ほどです。県外の方が7割を占めています。
Qナビィスタッフ : それはすごいですね!
A三枝さん : 甲府盆地には温泉がたくさんあると言うのに、ぶどう狩りや桃狩りの後とか、わざわざうちに来てくれるんですよ。観光バスも良くついたりします。
平日は150人くらいですが週末となると300人以上の方がいらっしゃいます。
Qナビィスタッフ : すごいですねぇ〜。お湯が良いということなんでしょうね。
A三枝さん : そうです!お湯は循環掛け流し・・・といいますのも保健所の許可の問題でそうなっていますが、実際は使いきれないほどの湯量で・・・
Qナビィスタッフ : どのくらいですか?
A三枝さん : 毎分375リットルです。なのでスタンドを設けています。小さい蛇口は無料で1人10リットルまで、それ以上は有料になります。皆さん持っていってお風呂に入れて沸かしたりしています。飲用はできないことになっていますが、源泉なので個人の責任においてということで・・・。といいますのも、多量に飲むと下痢を起してしまう可能性があるとのことで・・・。2リットルまでにしてくださいとのことです。
Qナビィスタッフ : 下痢になってしまうんですか?
A三枝さん : 今まで下痢になった人がいたという話は聞きませんがね(笑)
ただ、ペーハーが10.3という成分の良いお湯としては日本で10本の指に入るほどの高い数値のお湯なんです。なので専門家の方はそういいますね。
Qナビィスタッフ : すごい!
すごい数値ですね。また、甲府の方の緑のお湯とは全然違って、無色透明・・・ちょっとだけイオウの香りがしますね。
A三枝さん : 甲府とはほんとにまったく違う湯質です。
Qナビィスタッフ : ところで、お湯に浸かるとぬるぬるしますね。
A三枝さん : はい。でもぬるぬるすると云う人と、そうでもないという人がいるんですよ。
Qナビィスタッフ : え?そうなんですか?
A三枝さん : ぬるぬるつるつると感じる人は、身体のコンディションが悪くなっている人だと専門家の先生はおっしゃっています。
Qナビィスタッフ : え〜〜っ!?
A三枝さん : 人間は、物を食べると身体が酸性になるそうで、酸性になっている人が湯のアルカリ中のイオンが身体の酸性を吸収してつるつるになるんだそうです。だから、酸性になっている人ほどつるつるを感じるようです。私も難しいことは分かりませんがそれだから身体の弱っているところへパワーをくれる温泉ということだと思います。
Qナビィスタッフ : ってことは、私は酸性?
Qナビィスタッフ : 水温は?
A三枝さん : 31.9度です。沸かしていないそのままの湯船と、沸かしている湯船と、露天風呂があります。
Qナビィスタッフ : 最後にお聞きしたいんですが・・・。こちらの効能は効能として、実際お客さんの声としてどんな事に聞いたという話がありますか?
A三枝さん : そいうですねぇ〜 あくまでもお客さんのお話で、人それぞれ効き方は違うのでそこのところはご理解いただきたいのですが、、糖尿病とか胃潰瘍とかが良くなったということは聞きます。最近はアトピーにも効果があったと聞いています。
Qナビィスタッフ : 今日はありがとうございました。もうお客さんが並んでますね。
A三枝さん : はい!そろそろ開ける時間なので失礼します。


女湯 源泉

湯けむり

女湯 寝湯

女湯 露天風呂

男湯

女湯 寝湯

ゆったり

男湯 露天風呂

休憩所

セルフ

休憩所

休憩所

温泉スタンド

うらじろ???

お湯入口

温泉分析

入浴体験談
平成6年、できた当初はとても混んでいる温泉でした。今ではあちこちに日帰り入浴のできる温泉が建ち、ずいぶん空いて来たとはいえ、やはりその温泉成分の良さに遠くは茨城から3時間車を運転してくる常連さんもいるとか…。お湯にはいるとつっるつるでぬめぬめしているけれど、それは私が疲れているから???なぜか女湯の方が広くて、壁にはこの土地の歴史を物語る武田勝頼公のアートがあります。さまざまな色の石で飾られてきれいです。露天風呂は、階段を下りていきます。ちょっと寒いけど、ざぶんと入ると極楽極楽。前に山が立ちはだかっているけど、四季折々色んな姿を見せて楽しませてくれます。

泉質
  アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性低音温泉)
  ◇主成分  PH値 10.3 

浴用の適応性
  ・神経痛 ・筋肉痛 ・運動麻痺 ・関節のこわばり ・打ち身 ・くじき
  ・慢性消化器病 ・痔疾 ・冷え性 ・病後回復期 ・疲労回復 ・健康増進



■やまと天目山温泉のご案内■

景徳院入口の信号から車で約7分 甲斐大和駅からバスがあります。

料金(税込み)
大 人 700円
子 供 300円
未就学児 無料
シャンプー・リンス・ドライヤーなどはありません。
 貴重品ロッカー有り


山梨県山梨県甲州市大和町木賊517

TEL:0553-48-2000




財団法人まほろばの里ふるさと振興財団
電話:0553-48-2571




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