2011年1月のレポート
日々進化している『ほったらかし温泉』・・・その実態をレポートしました。

2005年から6年も経ってしまいましたが、ナビィスタッフはほぼ毎月『ほったらかし温泉』に入って眼下の眺めに癒しをもらっていました。その『ほったらかし温泉』もずいぶんと変化しています。駐車場はどんどん大きくなり、お休み処も増え、軽食売店も建て替え、特産物売り場も出来ました。また朝食だけを提供してくれる『気まぐれ屋』さんも出来、トイレも整備されました。
そこでナビィスタッフは、記憶をたどりながら『ほったらかし温泉・概要図』を作成しました。
ほったらかし温泉に行く時、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

2005年2月27日のレポート
2005年2月27日(日)、午後になって急にまた「ほったらかし温泉」に行きたく
なりました。「ほったらかし」には月1回ほどのペースで行っているのですけどね。
ところが、今日は日曜日・・・。フルーツ公園からほったらかしに向かう細い道では
何台もの車とすれ違いナンバーを見ると、東北や九州からの車もあってびっくり!
初めに来た頃はあまり知られていなかったのにと思いつつ・・・。
でもある有名温泉サイトで温泉人気ランキングがなんと全国3位になっています。
すごいすごい!
さすがに平日は空いているんですけど、やはり休日ともなると広い駐車場もいっぱい。
いつも入る「あっちの湯」は避けて、初心にもどって「こっちの湯」に入ってみよう
かな…。ところがそれが大正解!全然混んでいなかった上に、「ぬる湯」を独り占め
できたりしました。
富士山は目の前に大々的にいらっしゃって…。でも残念なのはやはり前にあるちょっと
低い山、下〜〜〜に見える街並みの半分はこの山で隠れちゃっています。
夜景を見るのが目的ならやっぱり「あっちの湯」をお勧めしちゃいますね。
でも、今回は「こっちの湯」の良さを再発見!なんといっても、やはり「こっち」の方が
素朴さが残っているんです。出来立ての「ほったらかし温泉」は、穴掘って…湯入れて…
囲って…みたいなほんとにほったらかし状態だったのですが、それから手を入れられて
今ではちょっとアミューズメント化されつつあります。そんな中でも以前からのお客さん
が「こっちの湯」の方がずっと好き!というのもうなずけます。
落ち着くんですよね。そして湯船が適度な大きさなんですよ。その上「ぬる湯」と「熱湯」
があるのがなんとも嬉しい。「ぬる湯」好きの私には最高でした。
これから暖かくなってきたら、「こっち」にしかない野外の洗い場で身体を洗うと最高に
気持ちがいいです。絶対お勧め!(
「こっちの湯」には左手の小さい小屋に内風呂も洗い場
もありますのでご心配なく
)ちょっと初心に戻るとやはり「ほったらかし温泉」の良さと
いうのは、景色だけじゃなく、こういう「ほったらかされ方」にあるのかも知れませんね。
次回は、朝日を見に行こう!っと…。

ほったらかし温泉 体験記(リニューアル以前のレポートです)
以前、山中湖の「紅冨士の湯」で小耳に挟んだ「ほったらかしの湯」に
行ってきました。その話とは・・・・・

おばさんA 「山梨じゃ、どこの温泉が一番え〜ずら?」
おさばんB 「いやぁ〜 一番といえば 大和の湯じゃろうが、石割りの湯も
      え〜ぞ〜」
おさばんA 「ほ〜かね・・・うんじゃ今度 大和の湯に行くべぇ〜」
おばさんC 「あんで! 一番つうたら ほれほったらかしの湯が 一番ええ!」
おばさんA 「ほったらかし ちゅうのは どこにある?」
おばさんC 「ほれ! 甲府のフルーツ公園の上だよ」


これを聴いてから山梨市のフルーツ公園上にある「ほったらかし温泉」に一度
行ってみたい!行ってみたい!!と思っておりました。
まず、なんと言っても、そのネーミングの面白さにもひかれました。
実は、「大和の湯」も「石割りの湯」もすでに、行った事がありました。
昨日までの雨も止んで、少し明るくなった昼12時「ほったらかしの湯」に向かって
中央道を走りました。
そして フルーツ公園へ・・・
フルーツ公園は山の中腹(と言ってもかなり上)にあり、中央道からも良く見えます。その道を登る途中、フルーツでできた街灯がお出迎え! (写真右)

着きました!
ここに来るまでが、びっくりです。なにせ、フルーツ公園の中を通り、ぐんぐんぐんぐん 山を登って行ってホテルの裏を抜けると、山道。
狭い所と広い所とあって、車がすれ違うのに待たなければならない所が何箇所も・・ホテルの裏を通れば「ほったらかしの湯」というピンクの幟が見えますが、それ以前は「ほんとにこの道でいいのだろうか?」と心配になるくらい、何も無いです。
ただ、標高はかなり上がっているようです。
駐車場はかなり広く、車は県外車がほとんどでした。
地元の人もあまり知らないんじゃないかと思うくらいでした。
しかし、見晴らしがすごい!感激です!
まず、展望台のような場所があって大きな傘のような屋根の下に木のテーブルと椅子がたくさん置いてありました。
柵のそばの甲府盆地を見下ろす場所にやはり木のテーブルと椅子が点々と置いてあります。写真はソコから撮ったものです。
曇っていたので、見えませんでしたが天気さえよければ、
あの山の向こうに富士山がでかでかと見えるはずです!
私が入ったのはもちろん「女風呂」。自動販売機で一回500円のチケットを買い番台(?)のお兄さんにそれを渡すと木で簡単に出来てるような建物に…
男風呂ののれんの掛かった入口が向かって左、女風呂が向かって右 にありました。
入ってまず驚いたのは、脱衣所が… ああ!脱衣所がぁ〜
もちろん建物の中にもあるのですが、野天にもあって…
 
つ・・つまり(汗) まったくの青空の下で脱ぐ(爆)この日は、曇りでしたが、開放感!そればかりか、その脱衣所から見える景色は…(写真上)
コスモスの向こうに女風呂の岩風呂が… その向こうに甲府盆地…そして山々。
晴れていれば、その向こうに富士山が見えるはず!それに向かって、裸でぐ〜んと手足を伸ばしても誰にも文句言われないよ!

野天の脱衣所の右に木の風呂が2船あります
お湯は「熱湯」と「ぬる湯」。
モデルになってくれたのは、たまたま居合せたおばあさん(にしては若い)とお孫さん2人。唐傘はココに常備してあるモノです。
「すみません。写真撮りたいので沈んでてください」と、おばあさんに言うと
「あら!モデル? 私がモデルになればいいの?」と…
いや、そいういうつもりは無かったが… でも、これは良いかも!とお願いすると
「じゃ、この子達も一緒に」と3人でハイ、ポーズ!

とにかく、内風呂と、洗い場にちょっとだけ屋根があるだけなので、日差しが強い時、雨が降ってる時などに有効なアイテムです。でも、ちょっと情緒があって良いでしょ!

う〜〜〜悔しいです。もっとわかりやすい写真が撮れたのに、写ってはいけないものが写っていました。今回、写真を撮るのにほんと苦労しました。だって、ありとあらゆる場所に女性が居るわけですから…(オイオイ 想像しちゃダメよ!)

さて、この階段はさきほどの木の露天風呂や脱衣所から、石段を10段ほど降りきった写真です。
さて、ココはどうなっているんでしょう…?
降りきった所は、なんと岩の露天風呂でした。これはほんの入口です。甲府盆地がすごく綺麗に見えました。右の塀の向こうは、男風呂 です。きゃぁ〜〜〜 なんてね!(爆)
にしても、ほんとにコスモスが咲き乱れててきれいです。このすぐ向こうは、ず〜〜っと山の裾野が続いています。
いやぁ〜 ほんとはですねぇ〜この大きさの5〜6倍くらいある、大きな露天風呂なんですが…
やはりご利用の方がいらっしゃるので… 
一部のみしかご紹介できないです。
ほんとに残念ですが…


[ 感 想 ]
とにかく、驚かされました。高いところから見下ろすというのはなんだかとっても楽しいものです。そればかりか、この温泉はお湯が良いようです。お肌がすべすべつるつる!でももっともっとすごかったのは・・・私・・・昔の鞭打ちの影響で、首や肩が凝っていたんです。実は、今朝 頭痛もひどかったのですが、お湯に漬かっているうちに、まったく痛みが消えました。これ、本当です。首の凝りも無くなって、温泉ってこんなに効くの?って正直驚いていて、自分でも信じられないです。今まで無かった体験でした。
それとご覧のとおりの、すばらしい眺め。リラックスする事間違い無しです!
あまり、多くの人に知られている様子でもないのでホントなら、自分の秘密の場所として、あまり言いたくないのですが・・・・・(苦笑)
東京 新宿からでしたら、1時間半〜2時間。埼玉県でしたら、雁坂峠を超えて来てくださいね!次回は、夜 行く事ができたらと思ってます。夜景がきれいだろうなぁ〜 。